アメリカではドリームジョブと言われることもあるリアルエステートライセンス。価格からコミッションが入る形がほとんどで、住宅価格が億は当たり前のハワイやロサンゼルス、サンフランシスコでは大人気の職業です。今後アメリカの不動産業界で成功したい方、不動産投資を考え中の方、家の売買で知識として知っておきたい方などは不動産資格取得に向いているでしょう。一見難しく思われがちな資格ですが、しっかり勉強して知識を得ていれば問題なく取得可能です。
リアルエステートライセンスとは日本で言うところの宅建アメリカバージョンです。この免許を取得するとアメリカで不動産の売買ができるようになります。アメリカでの不動産売買の資格はSalespersonとBrokerの2つの資格(州により異なる)があります。アメリカでは売買に関わる人は全員が資格を保持する必要があります。
アメリカで不動産ブローカーは社会的な地位の高い職業とされています。 受験資格を得るためには、大学などの専門機関で規定科目を学習する必要があります。 学歴に関係なく受験できる日本の宅建資格よりも、より難しい資格です。
BrokerはSalespersonの上級資格で、不動産業を運営することができますが、SalespersonはBrokerの下でしか働けません。ブローカーの運営する会社に所属して営業活動を行うことになります。
この中で一番の問題はSSN(Social Security Number)です。就労ビザで滞在する人は取得できる(しないといけない)のですが、学生ビザでは通常は取得できません。ですが、こちらはTax ID Numberで補うことが可能です。SSNを取得することができない場合に代行することができます。
・ 18歳以上であること。
・ Social Security NumberもしくはID numberを持っていること。
・ 8つの選択科目を指定機関から受講する。
・ Salespersonとして最近の5年間で2年以上働く。※公認された大学でreal estateに関する学位取得でも可。
・ 試験に申し込み、合格する。
・ License(免許)を申請する。
・ 18歳以上であること。
・ Social Security NumberもしくはID numberを持っていること。
・ Real Estate Principle、Real Estate Practice、選択科目を指定機関から受講する。
・ 試験に申し込み、合格する。
・ License(免許)を申請する。
アメリカでは医者・弁護士と並ぶ3大資格とも言われる、不動産ブローカー。そのため、需要も高いです。基本的に、アメリカに住んでいる方は不動産ブローカーを通して不動産を購入したり、投資用の物件を探したりすることになります。
アメリカには日本人もたくさん住んでいるのため、日本人ブローカーの需要はとてもあります。専門的な知識やアドバイスが必要になってくるので、米在住日本人は、日本人ブローカーを頼りにすることが多いです。