あなたがアメリカ人の配偶者、21歳未満の未婚の子ども、両親のいずれかに当てはまる場合は当アメリカ人(あなたの配偶者、両親、子ども)がスポンサーとなってあなたのためにグリーンカードを申請することができます。比較的待ち時間は短く、手続き開始から取得まで1年ほどで取得できます。
グリーンカードとは米国の出入りが自由にできて、滞在の制限もなく、アメリカ国内で自由に働くことができるビザのことを指します。グリーンカードは別名、アメリカの永住権とも呼ばれていて、アメリカ国民とほぼ同等の恩恵を得ることができます。他のビザはアメリカで働けない、滞在制限がある等、一定の制約があり不便な点が多いので、ビザをグリーンカードに切り替えたい人や、アメリカに移住したい方等、世界中多くの方がこのグリーンカードを取得しようと夢見ています。
グリーンカードを持っていれば、アメリカ人とほぼ同等の権利を得ることになります。無期限にアメリカに滞在することができるようになり、自由に就学や就職、起業などができるようになります。グリーンカードといえ、その中にも種類が5つあります。
2.1.1 Extraordinary Ability
科学、芸術、教育、ビジネス、スポーツにおいて優れた才能を持っている人はグリーンカードを申請することができます。国内外で認知されている賞を獲得したことがある、論文が認知されたメディアに掲載されたことがある、などの規定の要件を満たす必要があります。
2.1.2 Outstanding Professors and Researchers
専門の学問・研究分野において国際的に認められている教授や研究者はグリーンカードを申請することができます。専門分野において3年以上の教職・研究の経験を持っている必要があり、専門分野において認知されている賞を受賞したことがある、国際的な学術誌に文献を提供している、などの規定の要件を満たす必要があります。
2.1.3 Multinational Manager or Executive
過去3年のうち日本で管理職として働いた経験が1年以上あり、アメリカの会社でも管理職として働く人はグリーンカードを申請することができます。就職先になるアメリカの会社は、管理職として働いていた日本の会社と特定の関係(親会社、子会社、系列企業など)にある必要があります。
2.2.1 Advanced Degree
申請する職種が修士号を必要とする職種で、あなたが修士号または学士号+その分野で5年以上働いた経験を持っている場合はグリーンカードを申請できます。
2.2.2 National Interest Waiver
優れた能力を持っており、あなたの雇用がアメリカの国益になる場合グリーンカードを申請することができます。その能力証明する必要があり、大学や学術機関から学位や卒業証明書を受けている、その能力に応じた高い報酬を受けている、その職につくために必要なライセンスを取得している、などの規定の要件を満たしている必要があります。
2.3.1 Skilled Workers
申請する職種に関する職務経験が2年以上ある、もしくは学歴は2年以上ある人はグリーンカードを申請することができます。アメリカの雇用主から正社員のジョブオファーをもらっている必要があります。
2.3.2 Professionals
申請する職種が学士号を要するもので、あなたが学士号を持っている場合、グリーンカードを申請できます。アメリカの雇用主から正社員のジョブオファーをもらっている必要があります。
2.3.3 Unskilled Workers
申請する職種に必要なスキルを持っていることを証明できる人はグリーンカードを申請できます。アメリカの雇用主から正社員のジョブオファーをもらっている必要があります。
アメリカの営利事業に規定以上の投資(180万ドル、TEA内は90万ドル)を行い、かつ10以上の正社員職を保持または創出する人はグリーンカードを申請できます。配偶者、21歳未満の子ども全員が申請できるので、家族で移住を考えている方にはおすすめです。
グリーンカードを取得するための方法は下記となります。
あなたがアメリカ人の配偶者、21歳未満の未婚の子ども、両親のいずれかに当てはまる場合は当アメリカ人(あなたの配偶者、両親、子ども)がスポンサーとなってあなたのためにグリーンカードを申請することができます。比較的待ち時間は短く、手続き開始から取得まで1年ほどで取得できます。
あなたに特別な才能があったり顕著な学歴や職務経歴がある場合で、あなたがアメリカで就労することによりアメリカに国益があると判断される場合に発行されるグリーンカード になります。主にアメリカの雇用主がスポンサーとなって申請します。
アメリカの国務省(Department of State)によるグリーンカード 抽選プログラムに応募し当選するとグリーンカードを取得できます。米国への移民の率が低かった国々の人々を対象に年間で5万件の永住ビザが発行されます。応募受付は全てWebサイト(www.dvlottery.state.gov)上で行われ、コンピューターによるランダムな抽選により選出されます。