アメリカでヘルスコーチの資格を取得したい！ヘルスコーチとしてキャリアを積みたい！そんな想いを抱いている方へ、この記事では、ヘルスコーチのなり方や特徴などについてご紹介します。
アメリカで注目されるヘルスコーチ
近年、肥満や糖尿病が社会問題になっているアメリカでは、ヘルスコーチが在籍する病院が増えています。体の病だけなく心を豊かにして健康にすることを重要視し、より多角的に患者をサポートするケースが増えつつある中で、ヘルスコーチは予防医学の面でも重要な存在。病気になりにくい体・心作りを重要視するヘルスコーチは、アメリカでは特に注目を浴びている職業なのです。
そもそもヘルスコーチとは？
ヘルスコーチとは、仕事や人間関係、メンタル面、ライフスタイルなどクライアントの設定したゴールに向かってサポートする人材のこと。統合栄養学（ホリスティック的な思考）を基づいており、食事や運動、メンタル面を含むバランスを整えての「全包括的」健康を目指します。さまざまな観点から目標達成のためのアドバイスを行うことで、クライアントの人生をよりポジティブにすることがヘルスコーチの仕事です。
ヘルスコーチのセッション
ヘルスコーチは、指導者のように「こうしなさい」という指示や答えを与えるのではなく、クライアント本人の力で課題を乗り越えられるよう導きます。ヘルスコーチングにおいてはクライアントの話をじっくり聞くこと、その上でクライアントとの信頼関係を築いていくことを最も大切にしています。あらゆる角度からの質問や声掛けでその人の悩みを深堀りしながらクライアントが一生続けられるライフスタイルや食事改善法を提供していきます。コーチングセッションは1回ではなく、6か月のプログラムを組むのが一般的です。その内容は、一人ひとりに対しての完全オーダーメイドプログラムになります。
ヘルスコーチ資格の取得方法
ヘルスコーチの資格は、アメリカ代替医療協会指定のヘルスコーチ養成機関で取得できます。代表的なのは、アメリカ最先端のホリスティック栄養学が学べる世界最大のオンライン統合医学学校Institute of Integrative Nutrition (IIN)です。1年間のプログラム中にオンラインでのテストが4回あり、そのうちの2回のテストに合格することが必須条件となっています。毎回2週間のテスト受験期間が設けられており、合格点に達しなかった場合はもう一度テストを受け直すことができます。
ヘルスコーチは、表面的な問題ではなく、生活習慣を改善しながらクライアントとともにゴールへ向かう最新のコーチング法を行います。日本ではまだなじみの薄いヘルスコーチの資格を取得し、アメリカでの夢の第一歩を踏み出してみませんか。
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