アメリカでの就職に有利なIT系の資格にはどんなものがあるの?そんな疑問に答えるべく、この記事では、日本でも取得可能なIT系・エンジニア系の資格の種類とその取得の仕方についてご紹介します。必要な情報を得て、日本から世界に通用するITワーカーを目指しましょう。
アメリカ・世界で通用するIT系資格
IT系の資格は日本・アメリカ含め世界共通のものが多いのが特徴。多岐にわたる資格の種類やレベルの中から、アメリカでの就職につながる資格をご紹介します。これからITエンジニア・プログラマーを目指す方もぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
情報処理技術者試験
IT情報処理の促進にともなう情報処理に関して、必要な知識と技能が問われる情報処理技術者試験。IT系資格の中では最もポピュラーな資格のひとつで、諸外国の同様の国家試験との相互認証も行っているので国際的なITスキルを身につけることができます。4段階のレベルに分類され、12の試験区分から構成されます。試験は年に2回、春と秋に行われ、インターネット上での受講が可能です。
ORACLE MASTER
日本オラクル社の運営する、データベース技術者のための資格。「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4段階に分けられており、国家資格として認められるのは「Silver」からになります。難易度が上がるにつれ試験価格も高額になりますが、アメリカでデータベースのプロフェッショナルとしての技術を証明するのに有利な資格と言えます。資格の有効期限は特にありません。
CompTIA認定資格
CompTIA(the Computing Technology Industry Association)認定資格はグローバルなIT業界団体の運営するワールドワイドな資格。IT業務における実践力や応用力を評価する、信頼性の高い資格として知られます。様々なIT分野でのキャリアアップを支援するために開発されており、目指すITエンジニア人材によって認定資格の種類を確認するのがおすすめです。試験費用は種類により¥31,787~¥63,839の価格帯で、テストセンターでの受験、オンラインでの受験が可能です。
シスコ技術者認定資格 (ネットワーク)
アメリカの大手ネットワーク関連機器メーカー「シスコシステムズ」社が行っている試験。エントリーレベルからアソシエイト、プロフェッショナル、エキスパート、アーキテクトという5つのレベルがあり、初心者はエントリーレベルのCCNA(Cisco Certified Network Associate)から始めます。レベルが上がるごとに難易度も上がり、3年ごとの更新が必要です。アメリカでネットワークエンジニア・インフラエンジニアとして働きたい方におすすめの資格です。
Microsoft認定資格
アメリカに本社を置くMicrosoft社の運営する認定資格プログラム。さすが世界のMicrosoftというだけあってそのレベルも種類も多岐にわたります。例えばMicrosoft Certified: Azure Fundamentalsは近年人気が高まっており、初心者にもおすすめです。知名度、信頼度ともに世界的に高いので、アメリカでIT系人材を目指す方は中級レベルまで目指したいところです。
CITP(認定情報技術者)
CITPは情報処理学会が運営する資格試験です。IT スキル標準(ITSS)に定められているレベル 4 以上に相当する上級技術者を対象とします。保有している知識とスキルを業務上で発揮していることが求められ、常に高レベルの情報技術を証明することのできる資格です。国際資格の推進組織による国際標準として認められた資格であるため、アメリカを含む海外諸国でも高いITスキルの証明ができるのがメリットです。有効期間は 3 年間なので、有効期間内に資格の更新を行う必要があります。
アメリカでIT人材として成長するために有効な資格、いかがでしたでしょうか?とはいえ、こちらでご紹介したのはほんの一例なので、そのほかにもさまざまな資格、認定試験の種類があります。ご自身がIT業界のどの分野に特化した人材になりたいかを明確にし、その技術やスキルを証明できるものを選んで取得するのが望ましいでしょう。
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