MISUZU EBIHARAさんのキャリアパスと挑戦:アメリカでのパティシエへの道(後編)
HRAIT Youtubeチャンネルでは各職種別にアメリカで成功した方々をピックアップし、成功の秘訣や普段聞けないアメリカの仕事の本質に迫ります。今回の特集は、ネバダ州ラスベガスで人気のケーキ・カフェ「Suzuya」を経営するMisuzu Ebiharaさんのインタビューの後編です!後編インタビューでは、「Suzuya」の創業、ビジネス経営の難しさ、そして将来のビジョンについて詳しくお聞きしました!
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正式にビジネスを運営するまで
Misuzuさんのアメリカでの製菓ビジネスへの旅には、多くの人々の支援が含まれていました。Work Permitが届かない時期があり、その間はペイストリーの仕事が見つからず、Mon Groupのお寿司屋さんでサーバーとしてアルバイトを始めました。そこで彼女は自分の作ったケーキを同僚に試食してもらうなどしていました。そして、その時に、Mon Groupの住所を借りて、1店舗を利用しながら、ビジネスライセンスを取得しました。それが最初の大きなステップであり、ビジネスライセンスを取得したことによって、正式にビジネスを運営できるようになりました。
ビジネス運営の難しさ
MISUZUさんが製菓ビジネスの経営者となる道は決して容易なものではありませんでした。お店を経営する上で直面したのは、従業員の給与支払い、材料の発注、マーケティング戦略の立案といった経営全般にわたる難しさです。今まで勉強してきた製菓ではない経営という未知の領域に苦しみました。当初は、経営を考えながらお店の事も考慮していたため時間が足りず、体を壊してしまい、2〜3年は困難な道のりでした。これらの経験は、MISUZUさんにとって経営者としての貴重な学びとなり、彼女のビジネスを成長させる基盤となりました。
目指すは「アメリカの不二家」
MISUZUさんが経営するSUZUYAは紆余曲折しましたが、ラスベガスで人気店となり連日大盛況です。そんな彼女が次に目指すのは、「アメリカの不二家」としての確立です。今後10年でラスベガスの成功モデルを確立し、ゆくゆくは違う州にも出店していく予定です。このビジョン達成のためには、ラスベガスでの成功を踏まえ、さらに多くの挑戦と努力が必要ですが、MISUZUさんはその準備ができています。日本式のケーキとスイーツをアメリカ市場に広めていきます。
アメリカへのチャレンジャーへ
MISUZUさんは、これからアメリカで挑戦しようと考えている人々に対して、勇気を持って一歩を踏み出すことの重要性を伝えています。「まずは挑戦してみること」が全ての始まりです。文化や言語の違いは確かに挑戦ですが、それを乗り越えることで得られる経験と成長は計り知れません。MISUZUさんの物語は、アメリカでの成功を夢見るすべての人にとって、強い動機付けとなり、彼らの成功への道しるべとなるかもしれません。
まとめ
Misuzuさんの物語は、アメリカでパティシエやビジネスオーナーになりたい人々にとって、大きな刺激となるかと感じます。彼女が「Suzuya」を成功に導いた経験は、夢に向かって一歩を踏み出す勇気の重要性を示しています。文化や言語の違いを克服し、目標を達成した彼女のストーリーは、多くの人に希望を与えてるでしょう。