アメリカ、先進国の一翼を担うIT業界で、人気の高いエンジニア職に就くためのステップについてご案内いたします。近年では競争率や就職率が高まっている状況ですが、確実なキャリア構築を目指すためには以下のステップを踏むことが重要です。
アメリカでエンジニアになるためのステップ
日本でも準備できることがありますので参考にしてみてください。
学歴を整える
アメリカの多くの企業では、エンジニア職には関連する学士号(Bachelor’s Degree)が求められることがあります。特にIT業界では、コンピュータサイエンス(Computer Science)、情報技術(Data Science)、ソフトウェアエンジニアリング(Software Engineering)などの分野で学ぶことが一般的です。 しかし、学士号がなくてもオンラインのコーディングスクールを卒業された方もソフトウェアエンジニになっています。一概に学士号が必ず必要というわけではありません。自分がどのプログラミング言語が得意とするのか、エンジニアのどの分野が強みなのかをしっかり心得ることが大切です。
スキルを磨く
IT業界ではプログラミング言語やツールのスキルが不可欠です。主要なプログラミング言語としては、Python、Java、C++などがあります。また、Web開発(HTML)、データベース管理、クラウドコンピューティングなどのスキルも重要です。学歴よりも経験やスキルが重視される場合もあるので、ちゃんとスキルを身につけましょう。
英語力向上
エンジニアとしてのキャリアを築く上で英語力の向上は非常に重要です。特にIT業界では、多くの技術情報やコミュニケーションが英語で行われるため、高い英語力は競争力を高める要素となります。しっかり英会話を勉強して、専門的な技術用語を習っておきましょう。
ポートフォリオの構築
作品集やプロジェクトの実績をまとめたポートフォリオを作成することは、将来の雇用や仕事の獲得に大きな影響を与えます。オープンソースプロジェクトへの貢献や、個人的なプロジェクトを通じて自身の能力をアピールしましょう。 ポートフォリオに載せる自身のプロジェクトは、一人で行ったプロジェクトよりもチームで行ったプロジェクトの方が評価されやすいです。チームでどのような役割でプロジェクトに貢献したのかを面接時に必ず聞かれますので、ポートフォリオにまとめておくのをおすすめいたします。
インターンシップや実務経験の取得
就学中にインターンシップやパートタイムの仕事を通じて、実務経験を積むことは重要です。これにより、業界の実情を知り、ネットワークを広げることができます。 多くのソフトウェアエンジニとして採用された方は、インターンシップとして3ヶ月から最長2年ほど経験を積み、ソフトウェアエンジニアに正式に採用されることが多いです。
職探しと応募
ジョブポータルやLinkedInなどのプロフェッショナルネットワーキングサイトを活用して、求人情報を収集しましょう。自己紹介や職務経歴書を整え、積極的に応募を行います。
また、ソフトウェアエンジニアで多いのは、Referralという推薦状で応募方法があります。多くの企業や組織では、既存の従業員が知り合いや関係者を新しい職務候補者として推薦することが奨励されています。これは、「紹介プログラム」や「推薦プログラム」として知られています。ソフトウェアエンジニアの職務紹介や推薦プロセスも同様で、従業員が自分のネットワークから優秀なエンジニアを紹介し、その結果として組織内での雇用チャンスを提供することが目的とされています。 これにより、組織は高質な候補者を見つけるチャンスを増やし、同時に紹介者には報酬やインセンティブを提供することが多いです。これは、求職者が直接企業に応募するよりも、既存の従業員からの紹介を通じて応募する方が、成功率が高いことが多いためです。
応募後・面接:応募後
応募後は面接の連絡が来るのを待ちながら、準備を行いましょう。技術面接やホワイトボード面接など、様々な面接方法があるので、全部対応できるように対策をしておきましょう。詳しくはエンジニアの面接プロセスの記事をご覧ください。
アメリカでソフトウェアエンジニアとして働く方法についてお伝えいたしました。 日本でも多くの優秀なソフトウェアエンジニアも近年アメリカのIT企業を目指しております。 IT先進国アメリカでソフトウェアエンジニアの夢に挑戦してみましょう!
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