美容留学を通してアメリカでスタイリストになる

美容留学 4月 11, 2019
美容留学をすることによって、アメリカで美容師、ヘアメイクアーティスト、ネイリスト、エステティシャン、マイクロブレーディングテクニシャンになることができます。アメリカでコスメトロジーライセンスという美容免許を取得すれば、アメリカで美容師として働くことができます。
コスメトロジーライセンスとは

コスメトロジーライセンスとはアメリカでヘア、ネイル、エステ、メイクアップのサービスが提供できるスタイリストのための資格です。日本でいう美容師免許に近いライセンスですが、ヘア以外にもネイルやエステ、メイクアップなど人に触れる美容サービス全体を提供できる資格。またエステ資格(エステやアイラッシュ)、ネイル資格のみの資格もあります。
アメリカで美容師として就職するには
美容師、ヘアメイクアーティスト、ネイリスト、エステティシャン、マイクロブレーディングテクニシャン等、職種によってアメリカに働くまでのプロセスがそれぞれ少し異なりますが、このページでは美容師をメインで説明します。
①日本で美容師としての経験がある方
日本の美容師免許のトランスファーによりカリフォルニアの美容学校での1,600時間の履修が免除されます。日本の美容専門学校を卒業し、美容師経験がある方については、テストを受けて合格すればカリフォルニア州のコスメトロジーライセンスが取得できます。
②日本で美容師としての経験が全くない方
日本で美容師免許を持っていない方は、アメリカで美容学校に通う必要があります。アメリカでの滞在資格が現在なく、これからアメリカで美容師を目指す方は、基本的には学生ビザであるFビザを取得する必要があります。(専門学校ビザのMビザはおすすめしない。)アメリカで学生として美容を学んだ後は、インターンシップの機会や、ワーキングビザを取得することができます。
アメリカ美容留学をするときに気をつけること

1 ソーシャルセキュリティーがないと試験が受けられない
アメリカでソーシャルセキュリティーという日本でいう個人ナンバーを取得していないと、アメリカ美容免許のコスメトロジーライセンスの試験を受けることができません。このソーシャルセキュリティーは通常OPTが始まる日にしか取得することができません。つまり通常のプロセスのままいくと、OPTが始まった後に試験を受けることになるので、アメリカで実際に美容師として働くまでにかなり時間がかかってしまいます。
2 Mビザ(専門学校ビザ)を取得しない
美容留学を斡旋している学校の多くはMビザを学生に取得させています。このMビザはOPTの期間が少なく約半年になってしまいます。ソーシャルセキュリティーがないとコスメトロジーライセンス試験が受けられないことからMビザを取得してしまうとOPTが終わる頃にアメリカの美容師免許を取得することになります。
3 州によって免許書き換えに必要な時間が異なる
日本で美容師としての経験がある方は日本の美容免許をアメリカのコスメトロジーライセンスに書き換えることができます。この美容免許の書き換えをするには、日本での美容師経験が必要で、ある一定時間を超えるとそれをすべてアメリカの時間にトランスファーすることができます。コスメトロジーライセンスを受けるまでに必要な時間はアメリカの州によって異なります。例えば、カリフォルニア州では1,600時間以上、ハワイ州では1,800時間以上で、自分の働きたい州によって条件を確認する必要があります。
4 日本の美容学校で履修時間が規定を満たしていない場合
もし日本の美容学校での履修時間が規定に満たしていない場合はその時間分だけアメリカの学校で受ければ問題ありません。また夜間や通信学校に通っていた場合でもご経験の内容によっては書き換え・移行することができます。